背景

CiP(Contents Innovation Program)とは、一般社団法人CiP協議会(以下CiP協議会)の略称です。

CiP協議会は国家戦略特区の認定を受けた東京都港区竹芝地区において、「コンテンツ産業における研究開発・人材育成・ビジネス交流機能の整備」を担う団体として設立されました。同地区のソフト開発、まちづくりを担うのがCiP協議会であり、慶應義塾大学メディアデザイン研究科等の産官学ネットワークを最大限活用して、研究開発・人材育成・ビジネス交流を強力に推進しています。


CiP協議会の活動の柱は「研究開発」、「人材育成」、「起業支援」、「ビジネスマッチング」です。この中の「起業支援」について、CiP協議会では、資金支援機能(ファンド機能)の実現について多角的な検討を重ねてきました。

その過程で、①「起業支援」に加えて、成熟産業にある中小企業の後継者不足に対応する資金支援も組み合わせること、②独立性と財務規律を維持すること、が現実的に継続性のあるファンド活動を行うために必要とされました。

CiPファンドは、資金支援とCiP協議会が持つIT、ネット、メディアに対する知見、人的なネットワーク、加えて堅実なリスクリターンの目線を持った資金運用・管理とを組み合わせることにより、投資先企業の価値創造を具現化していきます。