事業支援戦略

CiPファンドの事業支援戦略

CiPファンドでは、投資のみならずCiP協議会及び無限責任組合員であるイースト・インベストメント・キャピタルGP株式会社(以下EIC)の持つ知見、ネットワークを通じて様々な事業支援のプログラムを提示し、投資先企業と一体となって価値創造に努めていきます。

 

事業支援内容は、「オープンイノベーション」、「グローバリゼーション」、「事業開発・M&A」及び「経営基盤強化」を中心としたものを想定します。但し、投資先ごとに状況は異なり、この4項目を念頭に置きつつ、丁寧な事業支援を目指します。
具体的には「オープンイノベーション」、「グローバリゼーション」はCiP協議会が中心となり、「事業開発・M&A」、「経営基盤強化」はEICが中心となり推進します。

 

 

なお、価値創造手法の大前提として、以下の三原則に沿った経営の実現に努めます。
1) 収益性・現金創出能力の向上
2) 資本・M&A市場からの評価向上
3) 投資期間中の現金創出(適切な場合はLeverage活用)

 

CiP協議会の事業支援戦略における支援方針

(1) オープンイノベーションについて
CiP協議会が持つ下記の知見、人材、ネットワークを活用した支援を行います。

IoT ・会員企業であるNTT DoCoMo、KDDI、ソフトバンク、エリクソンなどによる5Gネットワーク利活用などの知見
AI ・理化学研究所や協力団体である産業総合研究所などからのアドバイスを受けることが可能
AR/VR ・戦略アドバイザーの東京大学稲見教授の専門分野
ビッグデータ ・戦略アドバイザーの元東京大学稲田教授の専門分野
コンテンツ/エンタメ ・会員企業の日本音楽制作者連盟、日本動画協会、吉本興業、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、スペースシャワーネットワーク、エフエム東京、文化放送、マーザ・アニメーションプラネット、ウォルト・ディズニー・ジャパン、AOI Pro.などの知見
・世界オタク研究所、IOEA(国際オタクイベント協会)などのCiPプロジェクトメンバーによる知見
デジタルデバイス ・関連団体であるデジタルサイネージコンソーシアムからのアドバイスを受けることが可能
・関連団体である超人スポーツ協会などからのアドバイスを受けることが可能
デザイン ・戦略アドバイザーの慶應義塾大学稲蔭教授の専門分野
教育 ・会員の電子学園、中央情報学園、デジタルハリウッド株式会社の知見
・関連団体のデジタル教科書教材協議会、NPO法人CANVASなどによるデジタル教育、プログラミング教育などの知見
医療 ・投資委員菊池CiP専務理事が有する医療情報化関連のネットワークを活用

 

(2) グローバリゼーションについて
CiP協議会と戦略的に提携している米国スタンフォード大学、韓国コンテンツ振興院、欧州のスタートアップ施設(フランス、スペイン等)とのネットワークを活用した支援を行います。

 

EICの事業支援戦略における支援方針

(3) 事業開発・M&Aについて
銀行、証券、投資銀行、FAS系アドバイザー等のネットワークを活用し、追加的M&Aや、外部提携を加速・支援します。

(4) 経営基盤強化
長期的事業及び戦略策定、財務の透明性、従業員のやる気を引き出すインセンティブ制度の導入等を側面支援することにより、経営陣が製品開発や営業活動に集中しやすい環境を整備します。